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深海を埋め尽くすダイオウイカのイメージ

NHKダーウィンが見た!で放送された去年末の釣り上げられたダイオウイカ映像をようやく見ました。

確かに深海を漂ってるだけという今までの説を覆すような元気さで激しく水を出してましたね!あれは結構なスピードで泳げそうです。


ところで私がとても好きな本があるのですが、私のダイオウイカへの特別な思いはここから始まったのかもしれません。

われらをめぐる海

この本は、その当時の科学的知識を元に海について広く書かれた科学的な読み物です。科学者が書いた割には語りかけるような文章で、とても読みやすく思いました。

この中から、音響反射による海底や魚群の探索技術(今でいうソナーですか)が世に出てきたとき、海面と海底の途中に第二の海底ともいうべき謎の反射層が見つけられ、それが何であるかという説に関する記述の一部を引用します。

 もっとも驚くべき説は、(支持者もごく少数と思われる)この層がイカの群れから成る、というものである。「かれらは、海のなかの明るい層の下の方をうろついていて、暗夜の到来を待ちながら、プランクトンの豊かな海表面に向かって急襲をつづけるものだ」というものである。  この説を主張している人たちは、イカの群れが赤道から二つの極に至る、ほとんどあらゆる場所で反響がえられるほど十分に、広くたくさん分布している、という。

どうでしょう?深海を埋め尽くす巨大イカの「層」です。衝撃的なイメージでした。

記憶ではここだけ強調されていたのですが、改めて読んでみるとあまり有力でない説として紹介されているだけでした(^^; それに今となってはこの層は別の理由として解明されてしまっているんでしょうね(水温の違う層だったんじゃないかな?)


古い本なので今では間違いとされる記述も多いのでしょうが、ワクワクするようなことでいっぱいで、単なる科学本とは違う読みやすい文章も魅力的です。もし良かったらご一読下さい。

ちなみに作者は「 沈黙の春 」で有名なレイチェル・カーソンさんです。後半生はこのような環境問題に身を投じて相当苦労されたようですが、個人的にはこの「 われらをめぐる海 」みたいな本をもっともっと書いて欲しかった。

彼女もそれを望んでいた部分はあったでしょうが、現在にもつながる(当時はほとんど認識されていなかったらしい)環境問題への取り組みは彼女にとっとも避けては通れないものだったのでしょう。本当に頭が下がります。


なお先日の記事の「 」を注文したときに、たまたまそのレイチェル・カーソンさんの別の本を見つけたのでつい買っちゃいました(まだ読んでませんが)。

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コメント (2)

トースケ:

またまたダイオウイカ キター です.
http://www.asahi.com/science/news/OSK200701250033.html

あれ?

教えて頂いたニュースは前に私も読んでいたのですが、改めて読んでみると。

「昨年12月20日に石川県」

!!!

聞いてねえよ!!!
どこにあがったんだ!!??


だめだ、ググったけど分かりませんでした。
中途半端に古いニュースって検索ではなかなか難しいんだよね。。。

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